瀧川 正実 2014/11/7 7:00

総合ファッションアパレル企業の三陽商会はブランドスタッフが提案するお勧めの着こなしコンテンツを投稿できるシステムを導入し、10月29日から顧客とのコミュニケーションを取り組みを始めた。「24時間365日」「好きな時に好きな場所で」「好きな端末で」といった近年の消費行動に対応。情報発信を通じてブランドと消費者が触れ合える機会を増やし、顧客との接触機会を増やす。

導入したのは、ダイアモンドヘッドが提供する「Snapline(スナップライン)」。ブランドスタッフはスマートフォンに専用アプリをダウンロードし、商品情報を撮影。商品登録時にJANコードをスキャンすることで、商品登録の手間を省きながら商品情報を発信できる仕組みになっている。対象は三陽商会セレクトショップ事業部が展開する「ラブレス」「ギルドプライム」のブランド。

消費者は公式サイトとオンラインストア「SANYO iStore(サンヨー・アイストア)」で閲覧することが可能。パソコン、タブレット、スマホで閲覧できる。

三陽商会が新たに導入したブランドスタッフによる着こなし投稿機能

投稿された着こなし画像の表示イメージ

気に入った写真を選ぶと、着こなしの詳細を記載した専用ページに遷移。商品の単品画像(サンヨー・アイストア商品画像)が表示され、クリックすると「サンヨー・アイストア」の商品詳細ページに移動する。

着こなし投稿機能の搭載で、「消費者の実店舗への訪問頻度の向上と購買意欲が増すことへの期待が持てる」(三陽商会)と言う。「サンヨー・アイストア」でも着こなしを紹介するので、ECの魅力が向上できるとしている。

三陽商会はこうした機能の搭載で、「オム二チャネル」「オム二メディア」の実現につなげていく。

この記事が役に立ったらシェア!
これは広告です

ネットショップ担当者フォーラムを応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]

[ゴールドスポンサー]
ecbeing.
[スポンサー]