ニッセンHDが2.5億円の営業黒字に転換、売上高は402億円【2022年2月期】
セブン&アイ・ホールディングスグループに入ってから初めての営業黒字
ニッセンホールディングスの2022年2月期における連結決算は、営業損益が2億5200万円の黒字(前期は3億5100万円の損失)に転換した。連結売上高は前期比5.9%増の402億9600万円。
ニッセンホールディングスは2014年12月期に連結売上高2000億円を突破。その後、業績不振に陥り、2016年にセブン&アイ・ホールディングスグループの傘下に入ったものの、営業損失が続いていた。
2018年に発表したセブン&アイ・ホールディングスの経営方針で、ニッセンホールディングスは「ゼロベースで経営全体の『選択と集中』を推進し、早期黒字化を実現する」(セブン&アイ)と説明。
「総合カタログ依存モデルからの脱却」を掲げ、「EC主体型への戦略転換」「大きいサイズなど競争優位性が高いサイズ周辺事業の強化」「品ぞろえの絞り込みによる在庫・荒利率改善」などを進めてきた。
2023年2月期の連結業績は、売上高は前期比6.0%増の427億円、営業利益は同436.5%増の11億円を見込む。
これは広告です