インターネットリサーチを手がけるクロス・マーケティンググループのグループ会社エクスクリエは、「XYZ世代の消費実態・社会課題への関心に関する調査(2025年)」を実施し、その結果を発表したZ世代・Y世代の4割以上が「衝動買い」を経験しており、きっかけとしては「セール・割引」や「お得なポイント還元」が上位にあがった。
衝動買いの有無
「衝動買い」を「よくある」または「ときどきある」と回答した割合は、Z世代(15~28歳)が43.1%、Y世代(29~44歳)が43.9%と、いずれも4割を超えた。一方、X世代(45~59歳)は32.3%にとどまり、若い世代ほど衝動買いの傾向がある。

衝動買いのきっかけ
衝動買いのきっかけとして最も多かったのは「セールや割引を見つけたとき」(41.6%)。世代が上がるほどこの傾向は強く、Y世代・X世代では「普段よりお得なポイント還元があるとき」も高い割合を示した。一方、Z世代は「嬉しいことがあったとき」が他世代より高く、感情的な要因が購買行動に影響している。

「自分へのご褒美」の頻度
また、「自分へのご褒美」として商品やサービスを購入・利用する頻度は、全体の28.8%が「月1回以上」と回答した。

ご褒美として購入・利用するものは「スイーツ・デザート」(35.9%)が最多で、「外食・レストラン」(25.9%)が続いた。

調査概要
- 調査タイトル:XYZ世代の消費実態・社会課題への関心に関する調査(2025年)
- 調査期間:2025年10月29~30日
- 調査手法:Webアンケート(クロス・マーケティング QiQUMOを利用)
- 調査対象:全国の15歳~59歳の男女(1200人)