エニグモは海外ブランド・ファッション通販「BUYMA(バイマ)」で、購入時に将来の買取金額を保証するサービス「買取保証」を新たに開始した。ユーザーの金銭的なリスクを軽減し、「万が一使わなくなっても買取保証があるから安心」という新たな購買体験を提供する。

「買取保証」とは、保証期間内にユーザーから買取の申し込みを受けた場合、購入代金の一部を買取金額として返金するサービス。対象商品を購入したユーザーが対象となる。
保証期間内の買取申し込みは2026年4月30日から受け付ける。


エニグモが提唱する「買取保証」のメリットは次の通り。
- 送料・買取手数料が無料:申し込みから返送までユーザーへの追加費用はない。
- 「BUYMA」のサイト上で完結:ユーザーは、「BUYMA」のサイト上で購入から買取まで一貫して操作できる。
- ポイント受け取りで買取金額アップ:ユーザーが買取金額を「BUYMAポイント」(1ポイント=1円)で受け取る場合は、買取金額をアップする。

エニグモは「世界中の人気アイテムを安心して購入・利用・循環できる環境を整えることで、『BUYMA』ならではの新しい価値提供を強化する。ユーザーが“本当にほしいもの”をより自由に選べる、ファッションを安心して楽しめるサービスづくりに努める」としている。
「BUYMA」の推移
エニグモが発表した2025年2-7月期(中間期)連結業績によると、「BUYMA」の取扱高は前年同期比3.9%減となる229億9600万円だった。
2025年2-7月期連結業績は、売上収益が前年同期比12.9%増の28億9800万円、営業損益は1700万円の黒字(前年同期は2億2900万円の黒字)、四半期純損益は4900万円の黒字(前年同期は1億3100万円の赤字)だった。
グループ収益の柱となっている「BUYMA」事業はAI活用による効率化を推進しており、回復基調で推移しているという。