電報という付加価値サービスを評価、優れたECサイトを表彰するエビス大賞に「マシュマロ電報」

一般社団法人イーコマース事業協会がEC事業者の中から優秀なECサイトを表彰する「第6回 エビス大賞」で、「マシュマロ電報」(運営はアイオンライン)を大賞に選出

瀧川 正実

2014年4月14日 13:59

一般社団法人イーコマース事業協会(エビス)は4月12日、前身の任意団体結成から12周年を迎えた記念イベントを開催し、会員・非会員問わずに日本全国のEC事業者の中から優秀なECサイトを表彰する「第6回 エビス大賞」を発表した。エントリーは180社。その中から最も優秀なECサイトを表彰するエビス大賞には、メッセージギフトの「マシュマロ電報」(運営はアイオンライン)を選出した。

エビスは前身の任意団体「西日本名店街」「イーコマース経営者・戦略塾」を経て09年に一般社団法人化し、現在の名称に変更。今年で12周年を迎えた。エビスは西日本最大のEC業界団体。 

「エビス大賞」は会員・非会員を問わず、全国のECサイトを表彰するコンテスト。記念イベントの中心行事として毎年実施している。一般財団法人日本電子商取引事業振興財団、東海イービジネス研究会(TEK)の役員らが、エントリーした店舗の中から受賞店を選出。エビス大賞、準エビス大賞、新人賞などを表彰している。今回は180社のエントリーから大賞などを選出した。

6回目となるエビス大賞を受賞した「マシュマロ電報」を運営するアイオンラインの金成飛佳取締役は、「2000年にECを始め、うまくいったことあり、失敗、失敗、失敗をしたこともありました。1年前に考えたサービスが、このような賞をいただきうれしい限り。横展開したり、サービスを広めたり、賞に恥じないサイトにしていきます」と喜びを語った。

大賞を選んだ理由について、エビスの業務執行理事コンプライアンス室長の津田昌宏氏は、「コンセプトや伝えたいことが分かりやすく表現されている。商品を売るだけでなく、メッセージを電報として伝えるという付加価値が評価ポイント。プレゼントする人の気持ちを伝える、こうした付加価値が分かりやすいサービスになっている。お手本になるサイト」と評価した。

「第6回 エビス大賞」の受賞者は以下の通り。
・エビス大賞  「マシュマロ電報」(運営会社はアイオンライン)
・エビス準大賞 「ランジェリーショップHEAVEN」(運営はHEAVENプランニング)
・新人賞 「ぬいぐるみ専門店 スマイルピュア」(運営は三協)
・日本ネット経済新聞賞 「花以想」(運営はTraudel)

「第6回 エビス大賞」の受賞者と審査員

エビス大賞受賞者と審査員、大賞は「マシュマロ電報」(前段右から二人目がアイオンラインの金成飛佳取締役)

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