バックヤードでECや店舗を支えるチーム・人を表彰するアイルの取り組みとは?「業務の効率化や売上のためだけではなく、顧客を思うLOVEがある」
アイルは、企業・ネットショップ・実店舗のバックヤードに従事するスタッフ・チームを表彰する「BACKYARD AWARD(バックヤードアワード)」を、バックヤードプラットフォーム「BACKYARD(バックヤード)」のサイトで公開した。
バックヤードを表彰。ECは業界初
「BACKYARD AWARD」は、アイルが店舗のバックヤードのスタッフ・チームを表彰するアワード。「バックヤードの人々は、日々地道に努力し、顧客を思った対応や創意工夫をしながら、企業やショップを裏側から支えている」(アイル)とし、アワードは一緒に働くスタッフからの推薦によって贈られる。
今回のアワードの名称は「BACKYARD AWARD 2020-2021」。コロナ禍でネットショップが市場全体の購買インフラとなり、これまでと違った対応を求められた時期であり、大変な時期を支えたバックヤードに携わるスタッフを表彰した。
アイルがこうしたアワードと感謝の場を設けるのは、バックヤードがクリエイティブでポジティブな場所であることの認知を向上させるため。次回は「BACKYARD AWARD 2022-2023」の実施を予定している。
受賞者掲載のオリジナル冊子を贈呈
「BACKYARD AWARD」では、オリジナルケース、オリジナルトロフィー、受賞者が掲載されているオリジナル冊子「AWARD BOOK」をセットにして贈呈する。「AWARD BOOK」は、各受賞者が表紙を飾る。
「AWARD BOOK」は、チーム賞と個人賞で構成する。
AWARD贈呈を一緒に働く人への感謝の機会に
アイルは「BACKYARD AWARD」を2014年に立ち上げた。社長や店長、同僚やフロントスタッフ、パートナー企業や仕入先、時には夫婦間で「いつも支えてくれてありがとう」と日頃の感謝を伝える機会にしてほしいという思いからという。
たとえば、ケンちゃんファームの天野さんは、平日は会社員、土日は農業、平日の夜はバックヤード業務を行っている夫・純一さんへ「BACKYARD AWARD」を贈呈した。
「純一さんの顧客との日頃の丁寧なやりとりが信頼につながり、そのおかげで会社が前に進めている。いつもありがとう」――。そんな感謝の気持ちを、AWARDの贈呈とともにメッセージで伝えているという。
「BACKYARD AWARD」の表彰にあたり、アイルは次のようにコメントを発表している(編集部が抜粋)。
バックヤードの姿からその企業・ショップらしさを感じることができる。その背景には、業務の効率化や売り上げのためだけではなく、(顧客を思う)ありのままのLOVEがある。
日々の業務を重ねていくことで世の中へ“らしさ”として伝わり、顧客と深いつながりが生まれる。この“らしさ”を表彰する活動が「BACKYARD AWARD」。直接対面する機会が少なくなるこれからのオンライン時代こそ、バックヤードのLOVEから生まれる“らしさ”に光があたる時代になると信じている。
ECのバックヤードを表彰するコンテンツの公開は国内で初(2023年1月時点、アイル調べ)。
バックヤードプラットフォーム「BACKYARD」とは業務の効率化だけにとどまらず、バックヤードによる風土文化や価値観である“らしさ” の創造、“らしさ”に共感するファンの創造を、クラウドサービス、イベント、アワードといったコンテンツで複合的に支援するプラットフォーム。バックサイドから変革につなげる BX(バックサイドトランスフォーメーション)を実現をサポートする。 |