松原 沙甫[執筆] 5/17 7:00

セイノーホールディング傘下の西濃運輸6月1日から、一般便・宅配便の料金を2019年との比較で10~20%程度値上げする。

セイノーホールディング傘下の西濃運輸6月1日から、一般便・宅配便の料金を2019年との比較で10~20%程度値上げする
送料値上げのお知らせ(画像は西濃運輸のWebサイトからキャプチャ)

運賃の値上げは、運送業界における人手不足や働き方改革に対応するため。従業員や協力会社の労働環境改善のほか、燃料やエネルギー費用、車両などの価格高騰、労働コストの上昇が課題となっている。

現状の輸送ネットワークやサービスを維持するためには運賃の値上げが必要と判断。2019年7月以来、5年ぶりの値上げを決めた。

西濃運輸の一般便・宅配便は、主力商品である「カンガルー特急便」。企業宛てに配達する荷物で1個20キログラムを超える商品や2個以上の商品を配送、「カンガルー宅配便」は1個20キログラム以下で、3辺の合計合計が130センチまでの商品を個人に届けている。

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