鳥栖 剛[執筆] 7/19 9:00

EC運用の業務を一気通貫でサポートするAMSは7月18日、ささげ(撮影・採寸・原稿)業務の情報を一括管理するクラウドサービス「PICO」の提供を始めた。EC実施企業は月額1万円から利用できる。

EC運用の業務を一気通貫でサポートするAMSは7月18日、ささげ(撮影・採寸・原稿)業務の情報を一括管理するクラウドサービス「PICO」の提供を始めた
「PICO」ではささげ業務の作業工数33%削減につなげたケースも

「PICO」は、ささげ業務の作業工程のスリム化や進捗を可視化するクラウドサービスで、クラウド上で管理する。ささげ業務の作業工数を33%削減したケースがあるという。

多階層のタグ付けや検索機能で画像情報も簡単に管理・検索でき、画像の紛失も防止する。複数の場所から同時に作業でき、メッセージ機能を使ってリアルタイムで同じ商品を確認しながら進めることもできる。

ドラッグ&ドロップで簡単にリネームできる機能も実装。自社EC、外部モールとそれぞれ対応が必要だった更新作業も一括編集できるため、工数削減と運営の効率化を実現できるという。

ささげ管理ツール「PICO」の主な特徴は次の通り。

  • 撮影進捗・工程管理
  • コンテンツ管理
  • 自社EC・外部モール管理
  • セキュリティ対策
  • コストパフォーマンス

撮影進捗・工程管理

撮影進捗や工程管理を見える化し、撮影漏れやダブりを防止する。「作業集計機能」を設け、工程ごとの対応工数をリアルタイムで表示、改善ポイントを可視化する。ダッシュボードではカメラマンの撮影状況や画像加工の進捗を一覧化。業務タスクをステータス管理し、何から作業すべきかが一目瞭然でわかるようにしている。また複数拠点でのリアルタイム処理にも対応。複数に分かれている作業も同時進行・進捗管理できる。

EC運用の業務を一気通貫でサポートするAMSは7月18日、ささげ(撮影・採寸・原稿)業務の情報を一括管理するクラウドサービス「PICO」の提供を始めた
同時並行で進む作業もリアルタイム処理できる

コンテンツ管理

直感的なUIなどにより画像の管理と検索を簡単にできるようにしている。ドラッグ&ドロップで画像アップロードとリネームができ、フォルダ作成やFTP送信作業を削減する。「画像検索機能」を搭載しており、コンテンツの保存と検索がどこからでもできる。

自社EC・外部モール管理

編集した画像や原稿を自社ECサイトや外部モールへ一括で入稿できるようにしている。原稿更新作業の一括管理も可能。「Shopify」「ネクストエンジン」と連携しており、設定不要で簡単に自動連携し、外部モールの情報も一括管理を可能としている。

そのほか、セキュリティ対策面では2要素認証、アカウント自動ロック機能を搭載。運用時のセキュリティトラブルを回避する。利用料はSKU数に応じてプランが選べる。月額1万円から利用できる。

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