アマゾンが違法・有害製品対策を強化へ、セーファーインターネット協会に参加

違法・有害製品の排除に向け、第三者機関とのパートナーシップを強化する

中川 昌俊

2015年3月4日 10:30

アマゾン ジャパンは3月2日、一般社団法人セーファーインターネット協会(SIA)に賛助会員として参加し、違法・有害製品の排除に向け、第三者機関とのパートナーシップを強化すると発表した。SIAから違法・有害製品に関する情報提供を受け、その情報に基づいた対策を実施する。

SIAは、ネットに関連した社会問題の解決や利用者のリテラシー向上のための取り組みを行っている団体。基幹事業である「セーフライン」では、ネットユーザーからの違法・有害情報の受け付け、パトロール、警察への通報やサイト管理者・プロバイダなどへの削除要請などを実施している。

アマゾンでは2015年1月、児童ポルノの写真集をマーケットプレイスに掲示して販売を手助けした疑いで、愛知県警から家宅捜索を受けている。

アマゾンに出品する事業者は拡大し続けており、今後もこうした事業者が集まる可能性があることから、違法・有害製品の情報提供を受ける体制を作ったと見られる。

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