物流代行サービスのオープンロジが6000万円を調達、IVPとコロプラ千葉功太郎氏から
調達資金は、人材採用や経営基盤の強化などに充当する
物流のアウトソーシングサービス「オープンロジ」を運営するオープンロジは3月4日、インフィニティ・ベンチャーズLLP(IVP)とコロプラ副社長の千葉功太郎氏を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額6000万円を調達したと発表した。人材採用や経営基盤の強化などに調達資金を充当する。
オープンロジは倉庫会社をネットワーク化し、非稼働時間・遊休スペースを活用することで、低価格な物流アウトソーシングを提供するEC向けの物流サービス「オープンロジ」を展開している。
ネットワーク化した倉庫会社への物流アウトソーシングサービスを、中小規模の通販・EC事業者向けに提供。入庫料は1個あたり15円、保管料と配送料はサイズ別に料金を設定している。固定費は無料で、荷物単位での従量課金制を採用。3辺合計が60センチメートルで重さ2キログラム以内の荷物は、1個あたり最低465.7円で配送できる(関連記事はこちら)。
調達資金は、人材の採用、経営基盤の強化を進めるために活用。「新しい物流サービスの構築」をめざしていくとしている。IVPは今後も事業の進捗を見て、数億円の追加投資を行う予定。
今回の増資に伴い、IVPの共同代表パートナー・小林雅氏を社外取締役に、弁護士ドットコムやクラウドワークスの監査役として従事した須田仁之氏を監査役に招聘(しょうへい)。リノベーションマンション販売を主要業務とするスター・マイカ代表取締役会長の水永政志氏を経営顧問に迎え入れた。
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