楽天は4月22日付で、かつてNo.2として金融事業を中心に舵取りを担った國重惇史取締役副会長執行役員が辞任すると発表した。理由は一身上の都合としている。
國重氏は住友銀行取締役などを経て、1999年にディーエルジェイディレクト・エスエフジー証券(現楽天証券)の代表取締役社長に就任。2004年に楽天の常務執行役員、2005年に代表取締役副社長執行役員に就いた。
2008年にはイーバンク銀行(現楽天銀行)代表取締役社長を兼務。2014年に楽天の取締役副会長執行役員に就任していた。
國重氏はかつて、楽天において三木谷浩史代表取締役会長兼社長以外で唯一、代表権を持つNo.2として、金融事業を中心に辣腕を振るった。
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