分析や発注業務のサポートアプリ、ネクストエンジンのいちサービスとして提供
ハミィは4月24日から、受注情報などを基に販売分析や発注数量の支援をするアプリの提供を開始
スマートフォン向けグッズのECや、EC事業者向けのプラットフォームを提供するHamee(ハミィ)は4月24日、受注や在庫の情報を活用し、分析や発注数量の算出をサポートするアプリの提供を始めた。バックヤード業務の支援を中心としたECプラットフォームサービス「ネクストエンジン」のいちサービスとして展開する。
アプリの名称は「在庫サポート」。「ネクストエンジン」の中心的な機能として、受注処理業務の一括管理などがある。この機能を活用し、戦略を立てるための分析、発注数量の算出をサポートできるようにする。
ECのバックヤード業務において、販売トレンドの状況を見ながら、発注の細かい調整が必要となるが、商品数や受注数が多くなると担当者の負荷が大きくなる。「在庫サポート」では、アプリ上で発注数量のアドバイスを提供。複雑な管理手法を必要とせずに、発注数量の調整を行うことができるようになる。
在庫の状況はグラフで表示。在庫状況の概要も把握することで、店舗の販売戦略の分析などに役立てる。
ハミィは1998年設立で、携帯ストラップのEC企業としてスタート。現在はスマホ関連グッズのECのほか、卸事業、システム事業、海外EC事業などを手掛けている。13年4月期の売上高は41億4400万円(前期比17.3%増)。
システム事業では、楽天市場やヤフーショッピングなどの多店舗運営を一元管理する「ネクストエンジン」を提供。「ネクストエンジン」は1600店舗超が利用している。現在は在庫管理やスマホで受注管理ができるアプリなどの提供を始め、プラットフォーム化を進めている。
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