千趣会のオリジナルシューズブランド「benebis」、働く30~40代女性へのブランド浸透を強化
千趣会はオリジナルシューズブランド「benebis(ベネビス)」の訴求を強化している。この一環として3月24日、都内で同日発売の新商品「本革ポインテッドハイヒールパンプス」の発表会を開催し、元「モーニング娘。」の吉澤ひとみさん、人気読者モデルの斎藤寛子さんをゲストに招きトークセッションを実施。話題性を持たせた展開により、ターゲットとなる30~40代の働く女性へのブランド浸透および新規顧客の獲得につなげる。
発売した「本革ポインテッドハイヒールパンプス」は、足にやさしい履き心地と高級感ある本革で、“オンとオフに使える”をコンセプトに開発。ハイヒールでありながら立体中敷きやしなやかなソールの採用により履き心地の良さを追求したのが特長で、ヒールの高さも見た目と履き心地のバランスを意識して6.5センチメートルに設定した。
カラーは、ブラック、ダークブラウン系、ベージュ、ミントの4色展開。21.5~25センチメートルまでの8サイズ展開で、Eおよび3Eの2ワイズから選べるようにした。価格は税込9612円。
「ベネビス」では、ブランド誕生から26年間、デザイン性と履き心地にこだわったコンフォートシューズを展開。これまでにヒット商品を生み出すなど、同社の有力なオリジナル商品ブランドとなっており、ベルメゾン会員のファンもついているようだ。
一方で、オリジナルブランドを打ち出していく社内の方針を受け、「やっと出会えた履き心地」を2015年のキャッチコピーに設定し外部顧客向けの訴求を積極化。今年2月に通販サイト「ベネビスショップ」のデザインを刷新するほか、今春から「benebis」のブランドに「allforcomfort」(すべては快適さのために)のロゴを加えるなどの取り組みを行っている。
今回の「本革ポインテッドハイヒールパンプス」の発表会は、外部顧客向けのブランド訴求をさらに強化したものと言え、発表会終了後には会場で一般顧客向けに同商品の試し履き会を実施。商品の良さを実感してもらうことで、新たな「ベネビス」ファンを作る考えのようだ。
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