カメラのキタムラはこのほど、ジモティーとリユースの促進と持続可能な地域社会の実現を目的とした業務提携契約を締結した。
キタムラはジモティーが運営する官民連携のリユース拠点「ジモティースポット」のフランチャイズ(FC)に加盟し、店舗展開を開始する。
ジモティーは地域情報サイト「ジモティー」を運営し、現在月間約1000万人が利用する。官民連携のリユース拠点として「ジモティースポット」も運営しており、2025年の上半期で累計約50万点をリユースし、約1600トンのごみの減量を達成した。
キタムラは全国に約600店の「カメラのキタムラ」店舗を運営。写真やカメラを専門に扱うほか、リユースやリペア事業を通して循環型社会の実現につながる取り組みを進めている。
「ジモティースポット」の出店拡大に向けた提携としてカメラのキタムラによる「ジモティースポット」FCへの加盟と店舗出店を推進。カメラのキタムラが持つ全国の店舗網や長年の店舗運営で培った信頼とジモティーが持つ国内最大級の地域情報プラットフォームを掛け合わせ、より良い顧客体験の提供と持続可能な社会の実現をめざす。
地域の反応や運営実績を踏まえながら最適な店舗モデルを構築。その後、キタムラが全国に展開する既存店舗や新規出店も視野に入れ、段階的なスケールの拡大をめざす。
将来的には不要品の受け渡しだけではなく、地域住民の暮らしに密着した新たなサービスを提案。モノの循環や資源活用を促進することで、持続可能な社会作りに貢献していくとしている。
ジモティーが持つプラットフォームと、キタムラが全国で培ってきた店舗ネットワークや信頼を融合させることで、地域に根ざした新しいリユース拠点を提供できると確信している。両社の強みを生かしながら、持続可能で安心できる暮らしの 実現に向けて取り組んでいく。(カメラのキタムラ 山﨑智彦社長)
ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」を、11/6(木)+7(金)10時30分~17時15分に赤坂インターシティコンファレンスで開催します。すべての講演を無料で聴講できます!
顧客体験と収益の向上を実現するキタムラのマーケティング、成功するオムニチャネル戦略、ビームスの物流DX、ミスミの顧客体験最大化、AI活用事例、ECモール攻略法など、ECビジネスに役立つヒントをお伝えします。