KDDIがフラッシュセール事業のルクサを連結子会社化
KDDIとルクサはすでに、auスマートパス会員向けにサービスを提供するといった提携を進めている
KDDIは4月14日、サイトフラッシュセールサイト「LUXA(ルクサ)」を運営するルクサの発行済株式を取得し、連結子会社化すると発表した。出資額や保有株の割合は非公表。
KDDIとルクサはすでに、auスマートパス会員向けにサービスを提供するといった提携を進めており、「ルクサ」の売り上げの多くがau経由となっている。連結子会社化で連携を強化、auユーザーに特化したサービス展開を進めていく。
ルクサは、人材サービスを手がけるビズリーチの一事業として2010年8月にスタート。同時期にフラッシュセールサイトを開設、高級路線を特徴に他のサイトと差別化を図っている。創業から4年で会員数は100万人超。
2013年10月にはKDDIが3億3000万円を出資し、資本業務提携を締結。2014年10月にKDDIが発表したスマートフォン時代のポータルをめざす「Syn.(シンドット)」構想にもルクサは参加するなど、KDDIとの連携を進めてきた。
KDDIでは2014年から開始した電子マネーサービス「au WALLET」が好調で、「au WALLET」とECサイトを連携させることで事業を拡大。ポイントの利用促進につながるとみており、EC事業の強化を進めている。
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