楽天受注APIへの対応が進む受注管理システム、ネットショップ支援室&ブランジスタ
今年1月の無料化に伴い、メールやCSVから取り込んでいた方法を変更
楽天市場の受注APIに対応する受注管理システムが増えている。従来、楽天の受注WEB APIを利用するには、初期導入費用10万円、1件あたり7円の処理手数料が必要だったが、2015年1月から無料化に。これを受け、従来メールやCSVからデータを取り込んでコストを抑えようとしていたEC事業者も、手間のかからないAPIの利用ニーズが増加。受注管理システムがこうしたEC事業者のニーズに対応し始めている。
ネットショップ支援室は4月13日、受注管理システム「アシスト店長」で、メールやCSVから受注データを取り込んでいた方法を変更し、APIベースでの受注データの取り込みに切り替えた。メールや商品登録画面と「アシスト店長」が切り離せるようになり、「アシスト店長」だけで受注処理が完結するようになったとしている。
ブランジスタも4月13日、受注管理システム「まとまるEC店長」で楽天受注APIとの連携を開始した。受注情報の取り込みの安定、送り状番号・配送会社の自動登録、在庫情報の時間短縮といった効果が見込まれ、受注管理の効率向上が図れるとしている。
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