KDDIグループのECモール「Wowma!」とフラッシュセール「LUXA」の運営会社が合併
KDDIグループで、ECモール「Wowma!」のKDDIコマースフォワードと、フラッシュセール型ECサイト「LUXA」を運営するルクサは4月1日付で合併する。12月13日、両社が発表した。
ルクサが存続会社となり、KDDIコマースフォワードが消滅会社となる吸収合併方式を採る。合併会社の社長にはKDDIコマースフォワードの八津川博史社長が就任する予定。
KDDIは、ディー・エヌ・エー(DeNA)が運営していた「DeNA ショッピング」、DeNAとKDDIが共同運営していたECモール「au ショッピングモール」を2016年12月に引き受け、2017年1月に「Wowma!」としてブランドを統合。
ルクサをKDDIが連結子会社化したのは2015年。ルクサは人材サービスを手がけるビズリーチの一事業として2010年8月にスタートし、KDDIは2013年に資本業務提携を締結していた。官報での決算公告によると、2018年3月期の売上高は218億円。当期純利益は5億円。
新会社の商号は未定。資本金は6億7000万円。ルクサはすでにKDDIの100%子会社のため、合併会社はKDDIの100%出資子会社となる。
事業内容は「Wowma!」や「LUXA」の企画・運営、auユーザー向けショッピングサイト「auWALLET Market」の運営受託、高級レストランの会員制予約サービス「LUXA RESERVE」の企画・運営、ワークライフシーンを提案するセレクト雑貨ショップ「LUXA SHOP」の企画・運営など。
KDDIコマースによると、「Wowma!」「LUXA」ブランドは継続してサービスを提供。「Wowma!」の顧客基盤を生かしながら、レストランやエンターテイメントといったコト消費も強みに新たな成長をめざすとしている。
※12/14 17:00に一部記事を追加しました。