瀧川 正実 2015/4/20 6:00

日本オラクルは4月10日、クラウド型マーケティングプラットフォーム「Oracle Marketing Cloud」のクロスチャネルマーケティングソリューションと、ECサイトなどで高度な検索と個別最適化を可能にする「Oracle Commerce」、Webエクスペリエンス管理製品「Oracle WebCenter Sites」を連携すると発表した。

マーケティング担当者は、ECサイト上などで顧客に有益な体験を包括的に提供できるようになる。クロスチャネルマーケティングでのコンバージョン率をアップし、収益の拡大を支援する。

今回の連携でマーケティング担当者は、キャンペーンマーケティング、Web管理、ECサイトで共通したコンテンツとプロファイル情報を、一貫性を持って利用することができるようになる。デジタルマーケティングに必要なコンテンツを他部門や代理店など複数の関係者と簡単に共有することも可能。

顧客プロファイルを充実させることで顧客別に最適化された体験を各種チャネルから提供し、マーケティング業務の効率化とカスタマーエクスペリエンスの一貫性を図るという。

カスタマー・エクスペリエンスの基盤、人材、プロセスを統一することでマーケティング担当者の一貫性のあるメッセージとブランドの確立を支援。コンバージョン率や平均注文価格、売り上げ、利益率の向上を実現するとしている。

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