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アマゾン ジャパンは5月11日、自社ECサイトを運営する外部企業に対し、「Amazon.co.jp」のアカウント情報を使ってログインや配送先指定、クレジットカード決済などができる「Amazon Pay(リリース当時の名称はAmazon ログイン&ペイメント」の提供を始めると発表した。

「Amazon Pay」の導入方法など知っておくべき5つのポイント(5月15日掲載記事)
「Amazon Payト」を実装するECプラットフォームに関する記事はこちら(5月12日掲載記事)

Amazon Pay」は、米国アマゾンが先行して北米や欧州で提供している「Login and Pay with Amazon(ログイン アンド ペイ ウィズ アマゾン)」の日本版。2013年にアメリカでスタートし、2014年にはイギリス・ドイツ・インドでもサービス提供を始めている。日本は5か国目。

「Amazon Pay」の最大の特徴は、導入した自社ECサイトにおいて、「Amazon.co.jp」のアカウントでログインすることができ、そのアカウントに登録してある配送先住所やクレジットカード情報を利用できること。導入企業はアドレスなどの顧客情報を自社で管理することができる。クレジットカード情報は導入企業に提供しない。

先行して導入している海外では数千社が導入しているという。アマゾン ジャパンは導入企業から一定の手数料を徴収するビジネスモデルだが、決済手数料は非公開。自社ECサイトを運営する企業に幅広く提供していく意向だが、導入についてはアマゾン ジャパンの審査を経る必要がある。

アマゾン ジャパンは導入したECサイトの消費者メリットを次のように説明している。

  • 事業者サイト内の注文時における利便性を向上し、カート画面からの注文成約率を改善
  • 事業者サイト内の新規会員登録時の利便性向上による新規会員獲得への貢献
  • Amazonのセキュリティシステムが不正な取引を監視しているため、セキュリティコストの削減が可能

Amazon Pay」を導入した海外EC企業の導入効果も説明した。

「Amazon ログイン&ペイメント」の米国での導入効果

「Amazon Pay」の導入効果

インテリア雑貨などの「cymax」では、3人に2人が、「Amazonアカウント」のID・パスワード、住所情報を利用して会員登録しているという。

Amazon Pay」の第1弾導入パートナーとして、夢の街創造委員会が運営する「出前館」の出前サービス、四季が運営する「劇団四季」のチケット販売サービスが発表された。

アマゾン ジャパンによると、「『Amazonログイン&ペイメント』を利用するショッピングサイトやサービスの拡大を図り、チケット販売や予約サービス、フードデリバリーなど『Amazon.co.jp』上で提供できないものを提供していく」としている。

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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

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