ピーチ・ジョン創業者の野口美佳氏が退社
2015年3月期のピーチ・ジョンは営業損失63億円を計上、その影響を受けた可能性も
ピーチ・ジョン創業者で同社取締役の野口美佳氏が6月22日付で同社を退社したと自身のTwitterとインスタグラムで発表した。業績不振の責任を負ったものとみられる。
野口氏は、1988年に女性下着の通販事業を開始。1994年にピーチ・ジョンを設立した。
ブームとなった最盛期の2006年5月期には売上高173億円にまで業績を拡大。同年に、ワコールホールディングスと資本業務提携を結び、2008年には完全子会社になった。
その後は、ネット通販の台頭、ブームの一巡などの影響で業績は低迷。2011年2月期は売上高が117億1100万円にまで減少し、営業損失は30億2400万円を計上した。この業績不振の責任を負い、2011年6月に野口氏は取締役に降格していた。
2015年3月期のピーチ・ジョン事業の業績は売上高が前期比6.9%減の116億2600万円、営業損失が62億9600万円で、大幅な赤字を計上している
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