フリル内に「Grimier」とコラボした期間限定ショップを開設、Fabic
アパレル企業とのコラボは初の取り組み
フリマアプリを展開するFablicは7月7日、フリマアプリ「フリル」内に、ヴィンテージセレクトショップ「Grimier(グリモワール)」とコラボレーションした期間限定ショップ「Special Dress Shop」を開設した。「フリル」がアパレル企業などとコラボして商品を販売するのは始めて。
最先端ファッションのほか、ファッションアイコンとして注目されるモデルが商品を紹介。トレンドに敏感な消費者を「フリル」の新規ユーザーとして獲得するのが狙い。
「Special Dress Shop」では、人気モデルの「中村里砂さん」「菅野結似さん」「hitoさん」が、「グリモワール」の商品からセレクトしたおすすめ商品を販売する。
商品はいずれもアンティークで一点物。商品が売り切れ次第終了となるが、完売しない場合でも15日の18時に終了する予定。
「グリモワール」は欧米のヴィンテージ衣装を集めたセレクトショップ。他では手に入らない1点ものがそろうショップとしてファッション通に親しまれているという。
7月18日には7周年記念として「Grimoire 7th Anniversary Party」を新宿で開催し、同ショップの顧客を中心に800人が参加する予定。あわせて開催するフリーマーケットでも「Fablic」と連携する予定で、フリーマーケットで販売している商品の決済はすべて「フリル」で行うという。
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成長著しいフリマアプリ市場だが、この成長が今後も続くとは考えにくい。
まず、いくら簡単になったといえども、出品するユーザーが今後も増えていくかとは考えにくく、また購入者も今後も現在のようなペースで増やしていくことは難しい。
そうなると、やはりファッション感度の高いユーザーを取り込んで、1人あたりの利用頻度を増やしていくことが重要になる。ただ、CtoCに限定してしまうと、そうしたユーザーを取り込むことが難しいため、今後は効したセレクトショップなどアパレル企業との連携が増えてくるものと見られる。
アパレル企業にとっても、一定のユーザー数がいる市場で販売できるメリットは大きいため、今後フリマアプリとアパレル企業との連携は進んできそうだ。