ベリトランスで越境ECを担当する居山正義さん、ボクシングデビュー戦に挑むも惜敗
決済などECインフラ支援サービスなどを提供するベリトランスで、海外消費者向けに商品を販売できるサービス「BuySmartJapan」といった業務を担当する居山正義さんが7月29日、後楽園ホールで行われたプロボクシングのデビュー戦に臨んだ。結果は惜しくも1-2の判定負け。試合後、ベリトランスの同僚など応援に駆けつけた友人らからは、惜しみない拍手が送られた。
居山さんは2008年にベリトランスへ入社。ベリトランスが運営する「BuySmartJapan」、日系企業の中国向けマーケティング、進出支援などに従事している。現在の肩書きは事業開発部マネージャ―。
「勝っても負けても(プロボクサー生活は)この試合で最後」という覚悟で臨んだプロデビュー戦。階級はライト級で、対戦相手は同じくデビュー戦の五十嵐康次選手。
1ラウンド中盤までは的確に左ジャブを当ていた居山さんは、五十嵐選手のフックを顎にもらいダウン。その後攻め込まれたものの、プロ生活初の1ラウンド3分間を乗り切った。
2ラウンド以降、手数で攻める五十嵐選手に対し、居山さんは左ジャブ、右ストレートを的確にヒット。ダウンの影響は見せず、五十嵐さんをぐらつかせる場面もあった。
一進一退の攻防は4ラウンドまで続き、終了のゴング。結果は2-1(38-37、37-36、39-36)で五十嵐選手に軍配が上がった。
居山選手はリング上で悔しさを表わしたものの、最後はリング上から観客席に向かって「ありがとうございました」と大きな声で一礼。すがすがしい表情でリングを降りた。
今後、居山さんがボクシングを続けるかどうかは不明だが、ベリトランスでECに関する業務は続ける。
直近では8月19日、独立行政法人中小企業基盤整備機構が開く「越境EC“まるごと”フェスティバル2015」に登壇。「越境ECで利用される決済手段と越境ECで売れる商品の5つの特徴」と題した講演を行う。
ちなみに、通販業界では、テレビ通販大手オークローンマーケティングのハリー・A・ヒル社長が、2012年に名古屋市内で開かれた総合格闘技の大会に出場したことがある。
この記事を見て、「なぜネットショップ担当者フォーラムにボクシングの記事が?」と思った読者の方は多いでしょう。
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元ボクサーの観点から、私見を今月末の編集後記で執筆しますので、お楽しみに。