瀧川 正実 2016/1/27 6:00

ニトリホールディングスは1月26日、似鳥昭雄社長が会長に就任し、白井俊之副社長が社長に昇格する人事を発表した。オムニチャネルを推進する中核事業会社ニトリの社長を務める白石氏をニトリHDのトップに据え、国内外の事業全体を見渡し、経営判断のスピードを上げていく。2月21日付

白石氏は2014年から中核事業会社ニトリの社長を務めている。白石氏の下、ニトリは2015年度の主要施策として「オムニチャネル化実現」を掲げ、買い物の利便性を向上する仕組みの構築を進めた。

ニトリの2015年2月期における通販売上高は、前期比27.0%増の155億円まで拡大している。2014年2月期に初めて売上高が100億円(通期は122億円)を突破。2013年2月期は84億円、2012年2月期は67億円で右肩上がりの拡大を続けている。

ニトリHD社長にオムニチャネル施策を進める白石氏が昇格、経営スピードを迅速化

ニトリHD社長に就く白井俊之氏(写真左)と似鳥昭雄社長

ニトリHDの社長に就任する予定の白石氏は会見で次のように抱負を語った。

事業会社(社長に就任した)のときから、「今までやってきたことを否定しろ」「やり方を変えなくては、大きくならない。変えないと単なる膨張で終わる」と似鳥昭雄社長に言われてきた。膨張にならないよう、やり方を変えることを考えたい。

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