メタップスがショッピング検索などのビカムを買収、3.2億円で完全子会社化
ECにおける決済からマーケティングまでをトータルで支援できる体制を構築
メタップスは6月28日、ショッピング検索サイト運営やデータフィードマネジメント技術のビカムを買収すると発表した。3億2000万円で全株を取得し、完全子会社化する。ECのマーケティングから決済までをトータルで支援する体制を作り、シナジーを高めていく。
ビカムはショッピング検索エンジンの開発およびショッピング検索サイト「Become.co.jp」を運営するほか、EC企業の商品データを各広告配信先の仕様に最適化する「データフィードマネジメント」技術を保有している。
「データフィードマネジメント」技術を活用したデバイスを横断したマーケティングオートメーション(商品データの一元管理、オペレーション管理コストの削減、等)を支援する事業も展開しており、累計導入実績は200社を超えているという。
2015年12月期の売上高は10億2100万円、営業利益は7600万円、経常利益は7400万円、当期純利益は7300万円。
今後、ビカムが保有する技術をeコマース以外への領域にも拡大。グローバル展開、チャットボットへの応用なども視野に入れ、メタップスの既存事業との連携を図っていく。
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