ソフトウェア開発のソフトフロントと協業しスタートアップ企業を支援、J-Payment
顧客データ活用決済サービス「PayDo」を利用し、会員管理を安価に提供する
決済代行のJ-Paymentは6月20日、ソフトウェア開発のソフトフロントと協業し、スタートアップ企業向けの会員管理サービスの提供を開始した。J-Paymentが昨年8月に提供を開始した顧客データ活用決済サービス「PayDo」を利用して、安価に提供していく。
多くのEC企業ではクレジットカード情報など決済に関する情報を厳重に管理している。そのため、マーケティングに利用することができなくなっているケースが多い。「PayDo」は顧客情報をJ-Paymentに預けることで安全性を確保しながら、その情報をEC会社がマーケティングなどに活用できようにしている。
J-Paymentは「PayDo」を活用することで、安価で素早くスタートアップ企業が必要とする会員管理システムを用意した。ソフトフロントはスタートアップ企業独自の機能を追加するためのカスタマイズを行い、ビジネスモデルに適したシステムを作り込む。
価格は初期費用が10万円。月額システム費は1万円程度を予定。スタートアップ企業ごとに行うカスタマイズ費用は内容によって変動する。
「スタートアップ支援は国家プロジェクトで始まりつつある一方、素晴らしいアイデアを持っているにも関わらず、初期のシステム開発にかかるコストが大きな負担となり、事業を始められないケースが見受けられる。安価で素早く初期システムを開発できるサービスを提供することで、スタートアップ企業を増やしていきたい」(J-Payment)としている。
初年度120企業への提供を目指す。
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