中国国家食品薬品監督管理総局(CFDA)は7月28日、テスト的な試みとして進めていたECプラットフォーム上での医薬販売を停止すると発表した。CFDAが主管する専門紙「中国医薬報」を通じて医薬品販売停止を告知している。

その告知は「ECプラットフォーム上で医薬品のテスト販売を停止(互联网第三方平台药品网上零售试点工作结束)」で、停止日は記載していない。中国メディアの報道によると、販売停止は8月1日からという。

CFDAはテスト販売を停止する理由として、「ECプラットフォーム側と出店者との責任の不明確さ」「処方せん医薬品と薬品品質の監督が難しい」といった点をあげている。

CFDAは2013年、医薬品の専門ECプラットフォーム「95095」(河北省)と「八百方」(広東省)、自社販売とマーケットプレイスを兼営する総合ECサイト「一号店」(上海市)の3社に対し、「ECプラットフォーム上での医薬品のテスト販売」に関する許可を出した。

その後、アリババが2014年に「95095」を買収。そのため、アリババが運営する「天猫医薬館」の一部医薬品販売も停止対象となっている。

なお、CFDAによると「すでに『インターネット医薬品取引サービス資格証明書(互联网药品交易服务资格证书)』を持っている企業は、『インターネット医薬品取引サービス審査暫定規定(互联网药品交易服务审批暂行规定)』などに準じ、今後も企業/医療機関向けに医薬品販売を続けることができる」と指摘。

「資格証明書を持っている薬局の実店舗が、インターネット経由で消費者に医薬品を販売することは影響はない」という。

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