株式会社いつも. 2016/9/22 7:00
Modern Workplace with Laptop Showing Landing Page in Doodle Design Style with Text Communities and Networks. Toned Image with Selective Focus. 3D Render.

現場の最前線で活躍するいつも.のECコンサルタントに聞く!!企業のEC担当はこんな時どうすればいいの!?

総合スポーツショップA社様からのご相談

数十万人という会員を抱える大手スポーツショップのEC担当者様がその悩みを相談します。

今後スポーツショップの業界で生きていくためにも、ECに何か特色を持たせて競合との差別化を図っていきたいと考えているのですが、商品自体はメーカーが作っているものを取り寄せているため、商品で差別化を行うことができず、結局価格競争になってしまいます。何か良い方法はあるでしょうか?

回答:対戦チームや一緒にスポーツを楽しむ人を募集できるコミュニティを形成せよ

スポーツは個人競技であっても、対戦者や一緒にやる相手が必要なものです。会員数数十万人という顧客数の多さを利用してオンラインコミュニティを形成していく事はECとして差別化を図っていく上で有効な手段です。野球やサッカーであれば対戦チームを、ゴルフであれば一緒にラウンドを回ってくれるペアを探せるなど、顧客同士のコミュニケーションを活発に図れる場所を提供することで、他社にはない差別要素を産み出すことが可能です。

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コミュニケーションの場所ができれば、例えばゴルフクラブなどの新作を全て試打できるキャンペーンを行ったり、新作を全て担当スタッフが試す様子を動画にして配信することで名物スタッフを産むなど、商品やスタッフを介して顧客とのコミュニケーションを増やし、サービスや人で差別化を図るなど、面白いことを行う選択肢を増やす事ができるようになります。

店舗スタッフの中にはセミプロ級に知識や経験を持った人も中にはいると思いますので、WEBであることを活かしてチャットで顧客のかゆい所にまで手の届く接客サービスを図っていくなど、商品ではなく人に顧客が付くという形を模索するのも良いでしょう。

「株式会社いつも.公式ブログ」掲載のオリジナル版はこちら:
EC売り上げアップ相談所 商品での差別化が難しい企業がとるべきコミュニティ形成(2016/09/06)

筆者関連情報

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