株式会社いつも. 2016/9/26 7:00

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楽天が発表した2016年上半期の楽天市場のモバイル経由流通総額比率は57%に達しており、年末には70%にまで拡大すると予想しています。つまり、秋冬から年末商戦で勝つためには、「スマホからの検索で見つけやすく、買いやすいお店」になっているかどうかが最重要なポイントといえます。

どんな商材でも共通する、楽天市場店のスマホ売り上げを伸ばす取り組み

スーパーセールが終わりましたが、あらためてスマホでの購入比率の高さを実感している店舗が多いと思います。「年末には70%」という楽天の発表は、真実味があると感じており、すでに購入比率が70%近くに達している当社のクライアント店舗は珍しくありません。

スマホで成功している店舗が力を入れている、どの商材でも共通する項目は以下の4つです。

  1. スマホ用検索対策&CPC広告
  2. サムネイルの見直し
  3. 店舗内回遊性の改善
  4. スマホ商品ページの情報量

スーパーセール期間にスマホも結果表示件数が40→45に変更され、PCと同じになりましたが、検索結果自体はPCとスマホでは若干異なります。例えば、以下のように同じキーワードでも検索結果の数が違います。

  • 検索キーワード「レインブーツ 蒸れ」
  • PCでの件数→925件
  • スマホでの件数→879件

46商品がスマホでは検索対象になっていません。これは、PCとスマホで検索対象となっている文字情報が異なるためです。同じ商品なのに、PCでしか検索できない商品がお店に存在していることを、当のお店は気づいていないのです。

次にサムネイルですが、これを見直しただけで、検索経由でのアクセス人数は変化します。いくら検索で上位表示されていても、商品名を読んでクリックする人よりサムネイルが目に留まってクリックする人のほうが圧倒的に多いからです。

店舗回遊性とは、「お店の中を思わず見て回りたくなる導線」が作られているかという話です。検索結果から到着する店舗の入り口は「商品ページ」です。つまり、店舗のサイトマップでは最下層である商品ページからしか入ってきてくれないので、ここから入って来た人が、即買いしないとき、店舗内カテゴリや店舗TOPに移動してくれない限り、一瞬で楽天の検索結果に戻っていってしまいます。

スマホはシングルカラムなので、サイドメニューなどで回遊させることができないために、より回遊性を意識しなければなりません。

このように、楽天市場のスマホ売り上げを拡大させるためには、いくつかのテクニックが存在します。当社でもこうしたテクニックを紹介する無料セミナーを数多く開催していますので、興味を持たれた方は是非とも参加いただければと思います。

「株式会社いつも.公式ブログ」掲載のオリジナル版はこちら:
「いま、楽天スマホ対策は何をすればいいのか?」~現場最前線のECコンサルから~(2016/09/15)

筆者関連情報

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