中川 昌俊 2016/12/20 10:00

クルーズは12月19日、2017年春をメドに中国向け越境EC事業を開始することを明らかにした。

国内ではファストファッションのECサイト「SHOPLIST.com by CROOZ」を運営しているが、中国向け越境EC事業の詳細は現状では固まっていない。物販ではなく集客支援サービスとして展開することも検討しているという。

中国最大級のメディアの「SINA(新浪)」と、中国圏最大のソーシャル・メディア「Weibo(微博)」の日本への広告販売権を持つ新浪日本総合ネットワークグループ、越境EC事業を手がける新潮国際貿易と共同で、合弁会社ワールドリンクを設立。

クルーズが50%以上の株式を保有。社長にはこれまでの越境ECの知見を生かすため、新潮国際貿易の松尾昇社長が就く。

クルーズはワールドリンクを通じて、中国向け越境EC事業を展開する予定。「SINA」「Weibo」の集客力と、クルーズのEC運営ノウハウ・ECシステムを活用し、海外で簡単に商品を販売することができる越境ECの仕組みを構築するとしている。

ただ、具体的な事業内容はまだ決まっていないため、事業の詳細が決まり次第、随時発表していく予定。

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