ヤマト運輸の12月度宅急便取扱個数は5.6%増、2年連続5%超の伸び

12月度以外は1億3000万~1億8000万個で推移していたが、荷物が急増する年末には現場から人手不足との声もあがっている

中川 昌俊

2017年1月11日 11:00

ヤマト運輸は1月10日、2016年12月の小口貨物取扱実績を発表し、宅急便の取り扱いが前年同月比5.6%増の2億3404万4761個となった。

2015年12月度も前年同月比5.2%増と取り扱う荷物が右肩上がりで増加。一方で、2016年末には現場から人手不足となっているといった声などが聞かれている。

ヤマト運輸の月別宅急便取扱個数を見てみると、12月度以外は1億3000万~1億8000万個で推移していたが、12月度はネット通販の年末セールやお歳暮の取り扱いなどにより5000万個以上荷物が増えている。年末に扱う荷物の集中も現場の人手不足につながっていることが推測できる。

なお、12月のクロネコDM便はの取扱個数は0.7%減の1億1674万9696冊。

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