楽天は1月13日、全国各地の高校生が実践的なECサイト運営などを学ぶ「楽天IT学校」実施校のなかから、商品ページ・売り上げ・プレゼンテーションなどが優れたチームを表彰する「楽天IT学校甲子園」を開催、霧島市立国分中央高等学校のチームが優勝した。

優勝した国分中央高等学校(鹿児島県)のチームは出産祝い品のECサイト「おむつケーキ&出産祝いのココレカ」を運営、ベビーケアセットを販売した。海外向け販売にチャレンジし、英語でページを構成。写真を数多く使うなど商品の良さを打ち出している点が高く評価された。

準優勝には作新学院高等学校(栃木県)のチームを選出。「スカルプ&スキンケアYOU通販」を運営し、「発汗入浴剤福袋」を販売した。高校生ならではのストーリー性のあるページデザインが高評価につながった。

3位は「歯科医院専売品のデンタルフィット」が販売する舌クリーナのページを作った金沢商業高等学校(石川県)のチームとなった。

楽天IT学校は2008年から授業を通じて起業家精神の育成を図り、将来的にECサイトを運営する運営者を増やして、地域活性につなげるために毎年開催している楽天の社会貢献活動の1つ。

「楽天市場」「楽天トラベル」に出店する地元の店舗・施設の担当者が講師として参加し、1年間に全8回の講座を実施している。加えて、職場訪問や工場見学も受け入れ、高校生に実際のEC運営の現場を体感してもらう実践的な授業を行っている。

2016年は全国67校で実施。1937人の高校生が楽天IT学校の授業を学んだという。

楽天IT学校など楽天のCSRを担当する黒坂三重執行役員は表彰式のなかのあいさつで、次のようなエールを送った。

実際に楽天IT学校で学ばれた人の中から、地元のショップに就職したという人も出てきている。今回から、IT学校で学んだ生徒の名前をネット上で掲示するようにして、検索された際に表示されるようにし、就職の役に立つような取り組みも開始している。高校生の皆さんには今回の経験をぜひ将来に生かしていただきたい。

優勝の記念撮影を行う国分中央高等学校のメンバー

優勝:国分中央高等学校

単に商品を紹介するのではなく、どういう風にページを作ればみんなが楽しく読んでくれるかを大事にするように教えてもらい、とても勉強になりました。海外の人に販売するために、それぞれ意味のある写真を数多く利用しなければならなく、ページ作りにはとても苦労しました。プレゼンを見ていてもみんなすごいプレゼンをしているなかで、自分たちが優勝できるなんて思ってもなかったですし、とても名誉なことだと思います。

準優勝:作新学院高等学校

キャッチコピー1つにしても、普段何気なく利用しているネットショップにいろんな思いが詰まっていることがわかりました。今回の授業で、どうすれば売れるかを真剣に考えることができ、とてもいい経験になりました。講師に来ていただいたショップの方にはとてもお世話になり、いい経験をさせていただいたので、ぜひ来年も後輩のために来ていただきたいと思います。

 

第3位:金沢商業高等学校

目に見えない商品を販売するにあたって、どういった説明をすれば、お客さまにハッピーを提供できるかを説明するのがとても難しかった。最初は全く売れなかったけれど、ページを改善していくと、徐々に売れ出しました。目標には届かなかったけれど、納得いく売り上げになってよかった。3位という結果になってとてもうれしいです。

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中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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