BEENOSがネットプライスを売却、オークファンの傘下に
BtoCのEC事業は非中核的事業となっていることから、シナジーが見込める売却先を探していたという
越境ECサイトや海外転送サービスなどを手がけるBEENOSは11月1日、100%子会社のネットプライスの全株式をオークファンに売却すると発表した。株式譲渡日は12月1日。譲渡価額は8800万円。
BtoCのオンラインショッピング事業を行うネットプライスはBENNOSグループの祖業だが、現在は非中核的事業となっていることから、ネットプライスとの事業シナジーが見込める売却先を探していたという。
ネットプライスの設立は2004年。オンラインショップ「net price」では仕入れ商品やプライベートブランド商品を販売している。2017年9月現在の会員数は250万人。2017年9月期の売上高は24億900万円、当期純損失は3700万円だった。
オークファンは、一括相場検索・価格比較サイト「オークファン」、BtoB仕入れサイト「NETSEA」、在庫処分品などを扱う「リバリュー」などを運営している。
ネットプライスがオークファングループに加わることで、PB商品の開発や販売の機能、新規メーカーへの営業機会、250万人の消費者への販売経路などを獲得することになる。
また、比較的商品販売単価が高いBtoCの販路を持つことで、「NETSEA」や「リバリュー」の既存の法人顧客への提案の幅を広げることにもつながるとしている。
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