ABCマートがスマホアプリを刷新、店舗とECのポイントを統合
IR情報によると、ネット通販売上高は毎年30%以上で成長。EC化率は単体売上高の5%弱で、80億~90億円規模とみられる
靴販売大手のエービーシー・マートはこのほど、公式スマートフォンアプリを刷新し、実店舗とオンラインストアで共通ポイントがたまる会員証機能などを実装した。
店頭で商品バーコードを読み取ると商品詳細を確認できる機能、店舗や商品を「お気に入り登録」できる機能なども追加している。
アプリのリニューアルを支援したのは、ITコンサルティングなどを手がけるフューチャーアーキテクト。提供する小売事業者向け顧客ロイヤリティサービス「Future Pay」をベースに、エービーシー・マートの新たなポイント管理システムを開発したという。
エービーシー・マートは一部店舗で、通販サイトで予約した商品を店頭で試着できるサービスを実施。また、店舗に在庫がない商品は、ECの在庫を倉庫から直送するサービスも行っている。
IR情報によると、エービーシー・マートのネット通販売上高は毎年30%以上で成長し、EC化率は単体売上高の5%弱。2017年2月期の単体売上高は1789億円だったため、EC売上高は80億~90億円規模とみられる。
将来的には、EC売上高をグループ売上高の1割以上に増やすよう努めるとしている。
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