池田真也 2018/7/5 8:00

エフ・コードは7月4日、新たなWeb接客ツール「CODE Marketing Cloud(CODE)」を7月中旬に提供開始すると発表した。

CODEは、同社が提供してきたフォーム最適化の「f-tra EFO」、Web接客の「f-tra CTA」、ブラウザ通知の「f-tra Push」、f-tra シリーズの導入先、延べ500社以上でのCVR改善の実績と成果をベースに開発した。機能拡張を前提に設計されており、今後、デジタル領域だけでなく店頭や家庭などの生活空間までリーチすることを見据えた、CCCM(クロスチャネルキャンペーン管理)領域のツールとして拡張していくという。

CODEには、既存のWeb接客ツールであるf-tra CTAに機能拡張性を持たせた。f-tra CTAがCookieをもとにターゲティングしていたのに対して、CODEでは新たにアクセス解析ツールやマーケティングオート―メーションなどの外部データと連携できる。

Web接客の表示は、リリース時点ではf-tra CTAと同じポップアップバナー形式のみになるが、今後チャット形式などの追加・拡張を予定している。また、業界別の接客テンプレートを備えて手軽に内製できるようにした。

CODE Marketing Cloudは外部データと連携したWeb接客が可能
テンプレートを使ったポップアップバナーのクリエイティブ画面

CODEの料金は、システム初期設定料10万円、月額システム利用料10万円(月間10万ユニークユーザーまで、追加1ユーザーあたり1円)、その他オプションサービスあり。ユニークユーザー課金のため、同じユーザーにバナーを複数回表示しても料金は変わらない。

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