55~74歳で「店舗よりネットで買い物」は約27%
あおぞら銀行が「シニアのリアル調査」において、55~74歳のオンラインサービスの利用傾向を調べた
あおぞら銀行が11月21日に公表した「シニアのリアル調査」によると、商品を購入する際に実店舗よりもインターネットを使う傾向にあると回答した割合は27.7%だった。調査対象は55~74歳の男女2071人。
情報収集や買い物、コミュニケーションの手段など10項目について、オフラインとオンラインのサービスでどちらを使うことが多いか質問した。
「商品を購入する」の項目では、「実際のお店(テレビ・カタログを含む)」を使う方が多い・やや多いと答えた割合は43.5%だった。「インターネット」が多い・やや多いと答えたのは27.7%、「どちらともいえない」は28.8%。
10項目の中で、オンラインの利用傾向が最も高かったのは、「交通経路や乗換案内を調べる」だった。「インターネット」が73.3%、「紙の時刻表や駅の乗換案内」は14.5%、「どちらともいえない」は12.2%。
「地図を見る」は「インターネット」が70.4%、「紙の地図」は11.9%、「どちらともいえない」は17.7%となっている。
その他の質問項目におけるオンラインの割合は、「友人・知人、家族と連絡・対話をする」が約50%、「ニュースを読む・聞く」と「天気予報を見る」がそれぞれ約30%、「飲食店の予約をする」が約25%、「本・雑誌を読む・見る」が約7%だった。
前回調査(2017年実施)の結果と比べると、「商品を購入する」を除く9項目はオンラインの割合が上昇した。「商品を購入する」は3.0ポイント下がっている。
「シニアのリアル調査」は2014年から毎年実施しており、今回で5回目。調査方法が「インターネット調査」のため、回答者のオンラインサービスの利用率は同世代の全体平均よりも高い可能性がある。
調査概要
- 調査対象:全国55~74歳の男女2071人
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2018年6月8日~2018年6月10日
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