渡部 和章 2019/1/29 9:00

TSIホールディングスはこのほど、子会社のアングローバルを通じ、アウトドアウェアの販売を手がけるアンドワンダーの全株式を取得すると発表した。中期経営計画における成長戦略の一環。

TSIグループのインフラを活用し、アンドワンダーのEC事業の環境整備を進めるなど、相乗効果が見込めると判断した。

アンドワンダーは2013年設立。アウトドアブランド「and wander」の企画と製造、アウトドアショップへの卸売り、直営店での販売、ECなどを手がけている。TSIによると、アンドワンダーは現在、国内に100件、海外では40件の有力な卸先を持つ。

アングローバルのインフラを活用することで、アンドワンダーの生産管理やECなどの環境整備が図れるとしている。

TSIホールディングスはこのほど、子会社のアングローバルを通じ、アウトドアウェアの販売を手がけるアンドワンダーの全株式を取得すると発表
アングローバルが運営するECサイト(画像は編集部がキャプチャ)

TSIホールディングスの2018年2月期のEC売上高は289億円で前期比13.6%増。EC化率は18.6%だった。

グループの収益性改善の一環として、物流業務にロボットを活用する取り組みも進めている。現在、グループのアパレルブランド「ローズパッド」の物流にロボットを活用し、業務の省人化などを図っている。

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