債券保証型の後払い決済「SAGAWA後払い」の提供を開始、佐川フィナンシャルなど
消費者ニーズの高まりに対応、10月にはヤマトフィナンシャルも後払い決済を始める
SGホールディングスグループの佐川急便と佐川フィナンシャルは9月24日から、債券保証型の後払い決済サービス「SAGAWA後払い」の提供を始める。債券保証型の後払い決済はネットプロテクションズなどが先行し、EC企業の利用が増えている。10月にはヤマトグループのヤマトフィナンシャルも提供を開始する予定。佐川グループは後払い決済を提供することで、通販・EC企業に対して既存のクレジットカード決済などのサービス提供も広げていく狙い。
「SAGAWA後払い」は通販やECサイトで購入した商品が手元に届いた後、コンビニエンスストアなどの収納窓口で支払いができる決済サービス。佐川フィナンシャルが消費者から代金を回収する前に通販・EC事業者に立替えるため、債権の未回収リスクがなくなる。
料金は「開始までに調整しており、まだ公表できない」(事業推進部)としているが、「既存のサービスには負けない料金体系で提供したい」としている。また、プランは利用事業者に合わせて4つにプランを提供する考え。
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