「Shopify」がビデオや3Dモデルで表示する機能などのアップデートを実施
マルチチャネルコマースプラットフォームを運営するShopify Inc,の日本法人Shopify Japanは8月6日、毎年グローバルカンファレンスとして行っている「Unite」の日本版「Post-Unite Japan 2019」を開催し、2018年に達成した成長数字と2019年の新機能を発表した。
新機能は、Shopify内でビデオおよび3Dモデルで製品を表示する機能などのアップデートを公開した。
新しいオンラインストアデザインのアップデートを実施。ストアのレイアウトや雰囲気をさらにコントロールできるようになり、公開前のデザインの保存とプレビューがよりシンプルにできるようにした。
Shpify内でビデオおよび3Dモデルで製品を表示する機能を導入。オンラインで店頭にいるような購買体験を提供する。
パートナーは、サブスクリプション支払いソリューションをShopifyのチェックアウトに直接統合できるようになった。サブスクリプション対象の商品や、サービスを購入したときに購入者がチェックアウトフローで、Shopifyから離脱しなくなるなどのカスタマイズが可能となった。
海外の買い物関連では、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)、デンマーク語、オランダ語、ヒンディー語、マレー語、ノルウェー語、スウェーデン語、韓国語、タイ語を含む11の新しい言語機能を導入。Shopifyの決済サービス「Shopify Payments」を使用すると、すべてのマーチャントが複数の通貨で販売し、現地通貨で支払い受けることができる。
2018年に日本国内でShopifyを使ったストア数は、2017年に比べて100%増を記録。日本国内でShopifyを利用するマーチャントの2018年の流通総額は、前年比100%を突破するなど日本に本格的に進出して以来、年々確実な成長を遂げている。
Shopifyのパートナーシップ兼事業開発部長のマーク・ワング氏によると、2018年末時点でのグローバルにおける利益はおよそ110億円。総流通総額は10兆円を突破した。スタッフは4000人。175か国で82万店舗が稼働している。