越境ECで年商671億円のビィ・フォアードが国際物流代行サービスを開始、中古車ECの配送網を活用
貨物の引き取りや梱包、輸出の手続き、現地までの輸送をワンストップで行うという。荷主は海上輸送や航空輸送、内陸国のローカル陸送を利用できる。
中古車やオートパーツなどの越境ECサイト「beforward.jp」を運営するビィ・フォアードは1月10日、日本国内から海外へ荷物を運ぶ物流代行サービスを開始すると発表した。
約200の国と地域で展開している越境ECの輸送網を活用し、日本企業の国際配送を請け負う。
利用企業は海上輸送と航空輸送、内陸国のローカル陸送を選択できる。貨物の引き取りや商品の梱包、輸出の手続き、トラブル対応などもワンストップで対応するという。荷物の追跡システムを導入しており、配送状況を確認できるとしている。
中古車やオートパーツ、家電などを海外向けに販売するECサイト「BEFORWARD.JP」を運営しているビィ・フォアードの2019年6月期における売上高は前期比17.7%増の671億4514万円。
ビィ・フォアードによると世界200の国と地域で250万人の顧客が利用しており、2018年度は中古車を年間16万台輸出した。アフリカやカリブ、ヨーロッパを中心に世界150以上の独自の輸送ルートを保持しているという。
ビィ・フォアード代表取締役の山川博功氏は次のようにコメントしている。
ビィ・フォアードは設立当時より、車での生活が基盤となっているアフリカを中古車輸出という面から支えてまいりました。構築してきた物流のプラットフォームを提供することで、輸出販売や越境ECを手掛ける企業様の手助けやマーケット参入へのきっかけになれれば幸いです。
日本から世界へ中古車を運ぶだけではなく、必要とされているものを運び、従来行き届かなかった国まで商品を届けることで、世界の生活をより豊かに出来ると考えています。日本の製品を必要としているより多くの世界の人々に商品を届けるため、今後もビィ・フォアードは事業の発展に努めてまいります。
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