2019年のEC化率は6.76%、ネット通販市場規模は19兆円
2019年の日本国内における消費者向けEC市場規模は、前年比7.65%増の19兆3609億円に拡大。物販分野を対象としたEC化率は6.76%で同0.54ポイント増。スマホ経由の物販EC市場も拡大し、4兆2618億円で同12.7%増。経済産業省「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」
経済産業省が7月22日に発表した「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、引き続きEC市場が堅調に拡大している。
BtoC-EC市場
2019年の日本国内における消費者向けEC市場は前年比7.65%増の19兆3609億円に拡大。物販分野を対象としたEC化率は6.76%で同0.54ポイント増。
スマホEC市場の規模
スマートフォン経由の物販EC市場規模も拡大。2019年は4兆2618億円で同12.7%増だった。物販ECに占める割合は42.4%で、2018年比で3.1ポイント拡大した。
ジャンル別
EC市場規模が大きいのは「衣類・服装雑貨等」(1兆9100億円)、「食品、飲料、酒類」(1兆8233億円)、「生活家電、AV機器、PC・周辺機器等」(1兆8239億円)。
EC化率は、「事務用品、文房具」(41.75%)、「書籍、映像・音楽ソフト」(34.18%)、「生活家電、AV機器、PC・周辺機器等」(32.75%)が高い。
分野別
分野別では、最もプレーヤーの多い物販系ECが10兆515億円で同8.09%増。ホテル予約などサービス分野系は同7.82%増の7兆1672億円。デジタル分野が同5.11%増の2兆1422億円。
◇◇◇
これまではの調査名称は「我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」だったが、2020年度から「内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」に名称変更している。
最新の市場規模調査の資料
※詳細は追記していきます
これは広告です