瀧川 正実 2020/11/12 5:27

中国で行われたネット通販の買い物の祭典「独身の日」(W11、ダブルイレブン)キャンペーンで、ECプラットフォーム最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)の取扱高(GMV)は、過去最高となる4982億人民元に達した。伸び率は前年比85.6%増。1元15.6円で換算すると日本円ベースは7兆7719億円となる。

中国で行われたネット通販の買い物の祭典「独身の日」(W11、ダブルイレブン)キャンペーンで、ECプラットフォーム最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)の取扱高(GMV)は、過去最高となる4982億人民元に達した。1元15.6円で換算すると7兆7719億円
過去最高のGMVとなったアリババの「独身の日」(画像はアリババグループが提供)

11月11日を「独身の日」キャンペーンとしていたアリババグループでは、2019年は10月21日から予約販売をスタートし、プロモーションやキャンペーンを展開。11月11日当日に予約販売分などを決済していた。

その運用方法を変更し、今回は決済を2回にわけた。11月1日から3日までの3日間を第1弾キャンペーンとして展開、その期間内の受注は3日までに決済し、商品を配送。第2弾は11月11日に決済した。物流・配送の負担軽減などが目的とされている。

2020年の取扱高は11月11日午前0時30分までの注文分で3723億人民元(日本円で約5兆8078億円)。20時過ぎに4600億人民元を超えた。

2019年の取扱高は2684億人民元。スタートから1時間3分59秒で1000億人民元に達し、11時間で1766億1000万人民元に。16時間31分12秒後、2018年に記録した取扱高2135億円を突破した。

2020年のGMV公表時の様子(動画はアリババグループが提供)
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