アリババ「独身の日」は1日で3.4兆円(2135億元)の取扱高【時系列での取扱高推移あり】
中国で始まったネット通販の買い物の祭典「独身の日」(W11、ダブルイレブン)で、中国のECプラットフォーム最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)の取扱高(GMV)はスタートから2分5秒で、100億元(日本円で約1600億円、1元16円換算)を突破。1日で過去最高となる2135億元(日本円で3兆4160億円、1元16円換算)を記録した。
1日で2135億元
2018年の「独身の日」は、最終的な取扱高は2135億元(日本円で約3兆4160億円、1元16円換算)となった。

22時間28分で1800億元
「独身の日」スタートから22時間28分38秒で、取扱高は2000億元(日本円で約3兆2000億円、1元16円換算)を突破した。

18時間35分で1800億元
「独身の日」スタートから18時間35分12秒で、取扱高は1800億元(日本円で約2兆8800億円、1元16円換算)を突破した。

15時間49分で2017年実績(1682億元)突破
「独身の日」スタートから15時間49分39秒で、取扱高は2017年実績の1682億元(日本円で約2兆6912億円、1元16円換算)を突破。アリババグループが2017年11月11日に記録した1日の取扱高は1682億元は、当時の為替レートで約2兆8594億円(1元17円換算)。

12時間8分で1500億元
12時間8分40秒で1500億元(日本円で約2兆4000億円、1元16円換算)に達した。ちなみに、2017年は16時間10分55秒で1314億元(日本円で約2兆2338億円、1元17円換算)に達している。

8時間8分で1207億元
8時間8分52秒で1207億元(日本円で約1兆9312億円、1元16円換算)に達した。1207億元は2016年の「独身の日」1日で記録した取扱高。2017年はタートから13時間9分49秒後での突破だった。

6時間4分で1111億元
6時間4分12秒で1111億元(日本円で約1兆7776億円、1元16円換算)に達した。2016年の取扱高1207億元が目前に迫っている。なお、2017年はスタートから13時間後に1207億元を上回った。

1時間47分で1000億元
スタートから1時間47分26秒で1000億元(日本円で約1兆6000億円、1元16円換算)に達した。2018年は超ハイペースで取扱高が伸びている。2017年は9時間4秒で1000億元を突破。2016年は18時55分36秒だった。

1時間16分で912億元
スタートから1時間16分37秒で912億元(日本円で約1兆4592億円、1元16円換算)を超えた。
なお、2017年はスタートから2時間15分で、800億元(日本円で約1兆3600億円)を突破。2016年は12時間29分26秒後に、取扱高が824億元に達している。

57分で666億元
57分56秒で666億元(日本円で約1兆656億円)を超えた。

35分で571億元
35分17秒で571億元(日本円で約9136億円)を突破した。2017年はスタートから1時間49秒後。2016年は6時間54分52秒後、2015年は午前11時50分頃(スタートから11時間50分後)に571億元を突破している。

28分41秒で520億元
2017年の500億元(当時のレート換算は1元17円、日本円で約8500億円)超えはスタートから40分だったので、2018年は超ハイペースで取扱高が推移している。

2分5秒で100億元
2017年はスタート3分1秒後に100億元(当時のレートは1元17円、日本円で約1700億円)を突破。

取扱高が急に伸びる理由
アリババグループはこれまで、11月11日の約1週間前から予約注文を開始していたが、2018年は10月20日から国内向けおECモール「天猫(Tmall)」で約50万商品の事前予約をスタートしている。なお、決済は「独身の日」当日に行われる。
また、前日などに買い物カゴへ商品を入れておいたまま、「独身の日」に決済するという消費者も多い。そのため、11月11日の「独身の日」当日に決済が集中し、スタート当初に取扱高は急拡大する。

アリババグループの2018年の「独身の日」戦略
2018年で10回目を迎えるアリババグループの「独身の日」は、中国と世界各国から18万のブランドが参加。「天猫国際(Tmall Global)」には75か国・地域から3700種類の商品が販売されている。
アリババグループで東南アジアの大手EC会社Lazadaでも買い物キャンペーンを展開。シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナムの6か国で初の「11.11ショッピングフェスティバル」を開催している。
オンラインとオフラインの融合をめざすO2O戦略「ニューリテール」(新小売)にも力を入れる。アリババグループの生鮮スーパー「盒馬鮮生」(ファーマーションシェン)では多数のプロモーションを展開。
アリババとのパートナーシップ「Ling Shou Tong」関係にあり、「Tmall」にも出店しているパパママショップ約20万店舗でオンライン販売プロモーションを展開している。