リスティング広告の管理画面からTwitterに広告を出稿できるサービスを開始、ヤフー
Twitter広告を利用したことがないEC事業者などに広告利用を広げる
ヤフーは11月19日から、Twitterのタイムラインや検索結果に広告を掲載できるサービス「Twitterプロモ商品」の提供を始める。ヤフーは2014年4月にTwitter社とTwitterプロモ商品のリセール契約を締結しており、リスティング広告などを利用する中小事業者を対象に販売する。Yahoo!プロモーション広告用のツールで一括管理でき、これまでTwitter広告を利用したことがないEC事業者などに広告利用を広げる。
ターゲット層のTwitterユーザーからフォロワーを獲得できる「プロモアカウント」、リーチを拡大できる「プロモツイート」を利用できる。料金は、広告主が設定した「キャンペーンの目的」に応じて、ユーザーが反応したときにのみ発生。入札価格は1円から。
先行提供をしていた一部広告主では、短期間でフォロワー数の増加や高いエンゲージメント率を達成した事例が数多く挙げられたという。事業を拡大するにあたり、不慣れな事業者向けに電話サポート窓口も用意し、Yahoo!プロモーション広告の主な利用者である中小企業にサービスを広げていく考え。
これは広告です
数年前に、多くのEC事業者がTwitterを使った販促を行い、フォロワーを増やした。しかし、思ったように売り上げを伸ばすことができず、Twitterを活用した販促はECでは向いていないと考えているEC事業者も少なくない。
そのため、今回のサービスも他社で成果が出ている状況が明らかになってきた段階で、始めようとするEC企業が多いのではないだろうか。成功事例を出せるかが、今後の利用拡大のカギになっていきそうだ。