石居 岳 2021/7/6 9:00

ワタミが通販領域の事業拡大を進めている。2021年4月に始めた食事宅配サービス「ワタミの宅食」のテレビショッピングが好調に推移。7月上旬現在、注文数は対計画比で360%で推移している。

テレビショッピングは、BSテレビでインフォマーシャル番組を本格的にスタート。コロナ禍で食事のデリバリーニーズは拡大しているが、対面営業などは難しい状況が続いている。高齢者を中心とした外出自粛層に対し、丁寧かつ的確に商品の魅力やサービスの利便性を訴求するため、テレビショッピングへ参入することにした。

ワタミのテレビショッピング
テレビショッピングのイメージ

健康にこだわった商品や、専任の“まごころスタッフ”が自宅まで食事を届けるサービスの世界観を、ワタミの渡邉美樹会長が熱を込めてプレゼンテーションしている。

通販領域に関してワタミは2020年12月、ECサイト「ワタミの宅食ダイレクト」で扱う冷凍惣菜「いつでも三菜(10食セット)」を、Amazonで販売スタートした。「ワタミの宅食」が自社以外の販売チャネルを活用するのは初のこと。

「ワタミの宅食ダイレクト」の2020年4~10月における売り上げは前年同期と比べ、約300%で推移した。メイン顧客の50代以降に加え、若い世代にも利用してもらうようAmazonへの出品を始めた。

「ワタミの宅食」といった宅食事業の2021年3月期における売上高は前期比6.4%増の366億円。ワタミは今後、宅配事業のビジネス転換を図っていく方針。従来の弁当・総菜の配達員である「まごころスタッフ」が配送するモデルを堅持しつつ、売り方、売り先、顧客を増やし、ビジネスモデルを転換。プロダクトアウトからマーケットインにシフトしていく。

プロダクトアウトからマーケットインにシフトしていくワタミの宅食事業
宅食ビジネスモデルの転換について(画像はIR資料からキャプチャ)

 

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