株式会社ROMSAIの計算能力と現場の管理精度を融合し、物流現場の「実運用」を最適化

物流倉庫や工場向けに自動化ソリューションを提供する株式会社ROMS(本社:東京都品川区、代表取締役:前野洋介)は、新たに「インナーカートン(内箱)対応」および「梱包対象外設定」の2つの機能を実装いたしました。
今回のアップデートは、導入企業様からのフィードバックに基づき、理論上の最適解と現場の商習慣とのギャップを埋めるため実装したものです。AIの強力な計算能力を活かしつつ、人による事前設定を組み合わせることで、より実用性の高い梱包指示を実現します。
背景梱包最適化におけるAIの最大の強みは、膨大な商品の組み合わせの中から最小の容積を瞬時に導き出すことにあります。しかし、物流現場には「24本で1箱として扱う」「この商品は専用ケースがあるため同梱しない」といった、計算ロジックだけでは判断しきれない現場固有のルールが存在します。
これらをすべてAIの自動学習に委ねた場合、微細なイレギュラーによって誤った学習(オーバーフィット)が起き、現場のオペレーションを混乱させるリスクがあります。ROMSは、AIを熟知しているからこそ、「高度な計算はAIに、運用のルール定義は人間に」という、実運用において最も安定するハイブリッドなアプローチを選択しました。
アップデート機能概要今回の機能は、実際に「梱包アシストAI」を利用している作業者からのフィードバック(梱包実績の違和感など)をもとに開発されました。AIがブラックボックス化して自動更新するのではなく、現場の違和感を管理者がキャッチし、商品情報を正しく修正することで、システム全体の精度を恒常的に高めていく運用を想定しています。
1.インナーカートン(内箱)の自動変換対応商品単体(ピース)が特定の数量(例:24本)に達した際、自動的に「内箱」として認識し、梱包計算を行います。
「24本なら内箱1つ、余った1本はバラで」という現場の判断を梱包アシストAIが担います。作業者が計算する手間を省き、梱包資材の選定精度を劇的に向上させます。
2.梱包対象外設定既に配送用の荷姿になっている大型商品や、他商品との同梱が適さない商品を、計算対象から除外する設定です。
商品マスタ上で「計算対象外」を明示することで、AIが無理な同梱提案をすることを防ぎます。これにより、現場でのやり直しや迷いをゼロにします。
デモンストレーション・無料セミナーのご案内『梱包アシストAI』の操作性や導入効果を実感いただけるよう、各種デモンストレーションの機会をご用意しております。オンラインでの定期開催セミナーや個別お打ち合わせに加え、ROMS平和島ラボ(東京都大田区)にてデモンストレーションをご覧いただけます。
お問い合わせ:
https://roms.inc/contactROMS平和島ラボ:
https://roms.inc/heiwajima-lab4月28日(火)にメーカー向けのセミナーを開催いたします。お気軽にご参加ください。
製品説明:梱包アシストAI「梱包アシストAI」は、3DパッキングシミュレーションとAI技術を組み合わせ、梱包業務における「箱選びの迷い」をゼロにする支援ツールです。最大の特長は、高い精度で最適な箱サイズを推奨するだけでなく、商品を「どの向きで、どの順番で」入れるべきかを3Dビジュアルで視覚的に指示できる点にあります。また、従来の最適化ソフトで障壁となっていた「商品サイズマスタの事前登録」も不要です。AIが商品名やJANコードからサイズを自動推定するため、新商品の入れ替わりが激しい現場でも即座に導入が可能です。さらに、同梱物や「割れ物注意」といった個別の付帯作業指示も表示することで、新人作業者でも迷うことなく一定水準以上の梱包が可能になります。これまでの導入事例では、1件あたり10円~30円の配送料削減、および梱包判断に関わる工数削減を実現しています。
URL:
https://roms.inc/product/ec-logistics/packing-assist-ai株式会社ROMSについて株式会社ROMSは、EC/小売/物流事業者/メーカー向けに高性能小型自動倉庫をはじめ、高層ピース仕分け機、梱包アシストAIなど高度な自動化ソリューションを日本製・フル内製で開発・販売しています。
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