ベルーナ、酒蔵直送のECサイト「みんなの酒屋」を開設。全国の銘酒を送料無料+現地価格で提供

ベルーナは日本酒のECサイトを開設した。飲みくらべセットを中心に展開する。今後は取扱酒蔵と商品ラインアップの拡充を予定している

大嶋 喜子[執筆]

7:00

ベルーナは4月1日、日本酒販売のECサイト「みんなの酒屋」を開設した。地方の日本酒を酒蔵から消費者へ直接届ける“酒蔵直送型”で、現地と同等の適正価格で販売する。送料はベルーナが全額負担する。

「みんなの酒屋」サイトトップ

特長は酒蔵直送、送料無料

「みんなの酒屋」は、日本全国の酒蔵と連携しており、自宅で全国の銘酒を楽しめるのが特長。現地と同等の適正価格で顧客に提供し、価格の透明性を実現する。

複数の銘柄を一度に楽しめる飲み比べセットを中心に展開。顧客が地域ごとの個性や味わいの違いを体験できるようにしている。今後は取扱酒蔵と商品ラインアップの拡充を進める。

商品の一例:「帝松飲みくらべ720ml3本組」(松岡醸造/ 埼玉県)8250円
商品の一例:「帝松飲みくらべ720ml3本組」(松岡醸造/ 埼玉県)8250円
商品の一例:「谷櫻厳選地酒飲みくらべ720ml6本組」(谷櫻酒造/ 山梨県)9724円
商品の一例:「谷櫻厳選地酒飲みくらべ720ml6本組」(谷櫻酒造/ 山梨県)9724円

「みんなの酒屋」開設の背景

ベルーナによると、日本酒業界は近年、消費量の減少や原材料価格の高騰などを背景に、酒蔵の経営環境が厳しさを増している。また、流通過程におけるコストの増加や品質に対する不安から、消費者が日本全国の銘酒を気軽に入手しにくい課題があるという。

こうした背景を受け、ベルーナは酒蔵直送、現地価格での販売、送料無料を軸とした販売チャネルとして「みんなの酒屋」を開設した。酒蔵の収益機会の創出と、消費者の購買機会の拡大につなげる。

食品、酒ジャンルは堅調に伸長

ベルーナの既存のグルメ事業の売り上げは堅調に成長している。

全社の2025年4-12月期(第3四半期)連結業績は、売上高が前年同期比3.6%増の1643億6000万円、営業利益は同48.1%増の108億6000万円、経常利益は同25.9%増の109億6000万円、当期純利益は同44.7%増の77億5000万円だった。

売上高の増減要因では、グルメ事業のうち「グルメ通販事業」は+3.8億円、「ワイン通販事業」は+7.9億円となっており、増収に寄与している。

グルメ事業の2025年4-12月期の売上高は264億4700万円(同4.9%増)、セグメント利益は11億4700百万円(同3.9%増)だった。

売上高の増加要因で「グルメ」「ワイン」が寄与している(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
売上高の増加要因で「グルメ」「ワイン」が寄与している(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

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