LINKが実施した、Amazonでの商品購入に関する消費者意識調査によると、「Amazon」ユーザーの約半数が「価格」を最も重視しており、これに続いてレビュー評価やレビューの数を重要な判断材料にしていることがわかった。
調査対象はAmazonの利用経験がある男女1000人で、調査期間は2026年2月。
購買の決め手は価格と評価
Amazonで商品を購入する際に最も重視する要素は、最多が「価格」で47.5%だった。続いて「レビュー評価(星)」が27.5%、「レビュー件数」が9.2%となっており、レビュー関連を重視している人は合計で36.7%となった。「ベストセラー/おすすめ」は4.3%、「配送スピード」は3.2%となっている。
LINKは「Amazonでは、価格とレビューの2つがユーザーの購買判断に大きく影響している。EC事業者は価格設定だけでなく、レビューの獲得や評価の維持が重要な要素になる」と解説している。
約8割が「価格」「見た目」をまず確認
「Amazon」の商品ページを閲覧する際、ユーザーが最初に確認する項目は、「価格」が最多で39.9%、続いて「商品画像」が36.7%だった。合計すると、4人中3人以上が商品ページを開いた直後に価格と見た目(商品画像)をチェックしていることがわかった。
「星評価」は9.4%、「レビュー内容」は5.7%だった。LINKは「Amazonの商品ページにおいては、価格・商品画像といった視覚的かつ直感的に判断できる情報がユーザーの初期行動に強く影響している」と考察している。
約6割が星評価4.0未満は購買を避ける
Amazonでの商品選びで、星評価が購入判断にどの程度影響しているのかを調査した設問では、星評価4.0未満の商品を「なるべく避ける」人は59.1%、「必ず避ける」人は4.8%となっており、合計で約6割が星評価4.0未満の商品を購入を避ける傾向があることがわかった。
LINKは「レビュー評価を4.0以上に維持することが、商品のクリック率や購入率を高める上で重要なポイントになる」と示唆している。
過半数がレビューの数に着目
商品を選ぶ際、レビューの「評価(星)」だけでなく、レビューの「数」も購入判断に影響するかどうかを聞いたところ、レビュー数を一定の基準としている人は55.5%だった。レビュー数を「気にしない」は44.5%となっている。
レビューの数を気にする人が基準にしているレビュー数は、最多が「100件以上」で29.6%だった。次いで、「10個以上」が29.6%、「1000個以上」が5.6%となっている。
LINKは「レビューの質と量の両方が重要な判断材料になっている。EC事業者は星評価を高く維持するだけでなく、レビューを一定数獲得することが商品の信頼性を高め、購入につながる重要な要素になる」と考察している。
84%がスポンサー表示を「広告」と認識
スポンサー表示(広告商品の掲載)について、広告であることを認識しているかは、「なんとなく知っている」が50.2%、「明確に知っている」が33.8%で、合計84.0%のユーザーがスポンサー表示が広告であることを認識していることがわかった。一方で、16.0%のユーザーは「スポンサー表示が広告であることを知らなかった」と回答している。
LINKは「広告商品と通常商品が同じ検索結果内に表示されるAmazonの特徴的なUIが購買行動に影響している可能性があり、広告表示を完全には理解していない層もいる。スポンサー広告の活用だけでなく、商品ページの評価、レビュー、価格など複数の要素がユーザーの購買判断に影響することを踏まえた運用が重要になる」と解説している。
調査概要
- 調査期間:2026年2月
- 調査方法:インターネットアンケート
- 調査対象:Amazonの利用経験がある男女1000人(30代が35.2%、40代が30.2%、50代が15.2%、20代が14.7%、60代以上が4.7%)
