味の素AGFは11月20日から、コーヒーと手紙で気持ちを伝え合う「語らいのひととき」を通じて、パートナーとの気持ちをつなぐことを支援するサービス「KATARAI BIYORI」の提供と、4種類のカジュアルギフトの販売を開始した。
コーヒーと手紙を通じて、パートナーとのコミュニケーションをサポート
「KATARAI BIYORI」は、「会話のきっかけ」と「気持ちを伝える機会」の2軸で、パートナーとのコミュニケーションをサポートするサービス。特長は次の2つ。
質問をきっかけに、お互いへの新しい気付きを得る
サービス専用のLINEを通じて、サービスのキャラクターである「執事のメェープルくん」が約1週間に1度のペースで、「この冬、一緒にやりたいことは?」「パートナーから言われてうれしかった言葉は?」といったさまざまな質問を投げかける。2人が回答すると回答結果が共有され、お互いに関する新しい気付きや会話のきっかけ作りにつなげるという。
質問は複数のパターンがあり、同じ質問が来ない仕様だ。質問内容については、ユーザーの反応を見ながら、変更していく予定だという。



毎月19日に手紙とコーヒーで振り返りの機会を創出
ト(10)ーク(9)の語呂合わせにちなみ、毎月19日にコーヒーと手紙が入った「語らいセット」を購入してもらい、パートナー同士で語らいのひとときを過ごせるようにしてもらうという。「語らいセット」内の手紙には、サービスLINE上で入力したメッセージが印刷され、選んだドリンクと共に届く。


ドリンクは、ブラックコーヒー、カフェオレ、コーヒー以外、カフェインレスの4種類から選べる。

ユーザー自身が「やりたい」と思ってもらいたい考えから、サブスクにはせず
「KATARAI BIYORI」開発のきっかけについて、開発担当者の堀遼介氏(ネットワークビジネス部 D2C・新ビジネスグループ)は「LINEでのコミュニケーションが業務連絡LINEになっていた。コミュニケーションを取ったつもりになっている」という自身の経験があると話す。
また、LIFRELLの調査によると、約56%の人がパートナーとのコミュニケーション不足を感じており、ハルメク・エイジマーケティングの調査でも、仲の良いパートナーとの会話時間は、そうでないパートナーとの会話時間の2.6倍という結果が出ている(参考:LIFRELL「「夫婦仲がよくないと思っている」男女200名にアンケート調査結果を公開!」、ハルメク・エイジマーケティング「【夫婦関係に関する調査 2024】夫婦満足度は66%。2021年から60代が10ポイント以上低下 会話時間は仲良し夫婦と不仲夫婦で2.6倍の差」)。こうした背景もサービス提供に至った要因の1つだ。
「KATARAI BIYORI」はサブスクではないため、ユーザー自身で都度購入が必要となるが、購入促進は「月1回の語らいの提案をきっかけにする」(堀氏)と説明する。
LINEを通じて提案を行っていく。通知を受けてLINE内のボタンを押すと、Webサービスに遷移してメッセージの記入、ドリンクの選択、購入・決済までできるようにしている。また、購入履歴や会話履歴もLINEのリッチメニューからパーソナルページに遷移できる。
お客さまご自身に「やりたい」と思ってもらえるよう、サブスクサービスにはしなかった。(堀氏)
「語らいのひととき」を楽しめるカジュアルギフトを販売
コーヒーギフトを通じて贈り主と受け取り側との関係がより深まる「語らいのひととき」の提供につながるカジュアルギフト4種類を、「楽天 味の素グループ公式ショップ」で販売している。
カジュアルギフトの1つである「『ちょっと贅沢な珈琲店』ドリップアソート ムードタイム」は、箱内に入っているドリップコーヒーを取り出し、スマートフォンのライトを点けて箱の中に入れると、ランタンのようになる設計だ。


その他、「ブレンディスティック」6種類・計20本入りの「『ブレンディ』スティック バラエティボックス」、「カフェタイムギフト スティックアソート」「カフェタイムギフト ドリップアソート」を販売している。


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