ケーキ専門通販サイト「Cake.jp(ケーキジェーピー)」を運営するCake.jpは1月13日、業界特化型M&A仲介やバリューアップコンサルティング事業を手がけるスピカコンサルティングと資本業務提携契約を締結したと発表した。スイーツブランドに特化したM&Aコンサルティング事業と成長支援を共同で推進する。
両社の強みである事業支援の知見・業界内ネットワークを掛け合わせ、人気や実力がありながらも製造キャパシティー、資金力、経営体制の課題により大きく展開ができていないスイーツブランドに対して、M&Aコンサルティングとバリューアップ支援を一体化したサポート体制を構築。スイーツブランドには、「M&A後の継続的な成長を見据えた伴走支援」「最適なパートナー候補の検討」「売却前からのバリューアップ支援」「スイーツ業界に理解のある仲介体制」といった価値を提供するという。
Cake.jpの役割
Cake.jpは、案件ソーシング、売上成長の支援を中心とした役割を担う。
- 売却検討ブランドとの接点創出(案件ソーシング)
- EC、IPコラボ、ギフト・お土産・OEMなどを活用した売上面の成長支援
- ブランドの世界観を活かした商品企画・販路開拓のサポート
- M&A後の成長を見据えた中長期の伴走支援
スピカコンサルティングの役割
スピカコンサルティングは、M&Aコンサルティングおよび経営支援を中心とした役割を担う。
- M&Aプロセス全体の実務支援
- DD(デューデリジェンス)資料・作成サポート
- 経営・管理領域のバリューアップ支援
- 企業間の交渉・条件調整・スキーム設計
Cake.jpは、今回の取り組みによりスイーツブランドのM&Aおよび成長支援のモデルケースの創出を推進、将来的な事業領域の拡張についても検討を進める。主な検討領域は「地域有力スイーツブランドの全国展開・成長支援」「大手企業との協業・共同ブランド開発」、製造・物流・原材料調達など「サプライチェーン全体の最適化」、「海外展開や観光需要を見据えたブランド戦略支援」。
資本業務提携の背景
スイーツ市場は、SNSやECの浸透、ギフト・観光需要の高まりにより、魅力あるブランドが全国・海外へとファンを広げていける機会が増えている一方、ブランド運営の現場では「ブランドの価値を守りつつ、次の成長ステージにつなぐM&A」へのニーズが高まっているという。事業承継や後継者問題、EC・ギフト・観光需要の追い風を捉えきれていないといった課題が背景にある。
Cake.jpはこれまでに、全国1700以上のスイーツブランドとともにEC事業・お土産事業を展開してきた。“ブランドが世界に大きく羽ばたくための仕組み”をつくることをめざし、スピカコンサルティングとの資本業務提携を決めた。
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