Reproは4月7日、アプリ内で表示しているWebページ(WebView)を、アプリの改修なしで高速化できる新製品「Repro Booster for App」のβ版の提供を開始した。CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)技術を活用し、アプリの外側から高速化を実現する。提供の対象はReproの既存顧客。
「Repro Booster for App」の特長
「Repro Booster for App」は、開発なしでWebViewの高速化を実現する新製品。既存のWebサイト向け表示速度改善ツール「Repro Booster」とは別製品として開発した。アプリで利用されるWebViewの高速化に特化している。
従来、アプリ内の表示速度改善はアプリ開発に依存する領域だった。アプリの外側から高速化することで、開発工数をかけずにエンドユーザーの体験を改善し、導入企業の収益アップにつなげる。
CDNエッジで動作するサーバー型の仕組みを採用しているため、アプリプラットフォームに依存しにくい形で導入できる。ユーザーとWebサーバーの間にCDNを介在させ、配信経路上で高速化処理をする。
「Repro Booster for App」の主な特長は次の通り。
アプリの改修不要
アプリのコード変更を伴わず、管理画面上の設定変更を中心に導入できる。これにより、導入企業は開発リソースに依存せず、迅速な改善に取り組める。
CDNにより“外側から”高速化
ユーザーにコンテンツを届ける配信経路上で「Repro Booster for App」の高速化処理を適用し、Webコンテンツの表示処理を最適化する。このため、アプリやOSの制約を受けにくい形で高速化する。
効果の可視化・継続的な改善
導入企業は、A/Bテストや各種計測を通じて施策の効果を可視化できる。表示速度の改善効果が確認しやすいという。
「Repro Booster」とのすみ分け
「Repro Booster for App」は、「Repro Booster」とは対象領域が異なる。企業はユーザーの利用環境に応じて、それぞれのチャネルに最適化した表示速度改善ができる。
Webサイト(PC・スマートフォンブラウザ)上の表示速度改善には「Repro Booster」が適用され、アプリ内で表示されるWebViewの高速化には「Repro Booster for App」が適用される。
2026年5月以降に正式提供開始
Reproは、既存顧客を中心に「Repro Booster for App」β版の試験導入を進めており、機能の検証や提供体制の整備を進めている。正式な提供は2026年5月以降を予定している。

